「年収交渉 やり方」「オファー面談 年収アップ」
——転職活動中、こんな検索をしたことはありませんか。
私はありました。何度も。
「現在年収の〇〇%アップを提示する方法」みたいな記事を読み漁って、いつか来る交渉の日に備えていました。
でも結局、一度も交渉しませんでした。
これは、20代で転職し、年収交渉ゼロのまま250万円アップを実現した私の、リアルな体験談です。
26歳で転職活動を始めて18ヶ月。年収は350万から600万になり、250万アップしました。
残業は月140時間から30時間台に減り、転勤なし・休日出勤ゼロの会社に入れました。書類応募30〜40社・面接4社・内定3社、内定率75%。
そのどこにも、年収交渉の出番はありませんでした。
最終的に入社した会社が、もともと年収も福利厚生も良い求人だったからです。
交渉する必要が、最初からなかったんです。
年収は、交渉テクニックで上げるものではありません。
最初に応募する求人の条件で、9割が決まります。
しかもその求人は、エージェントからの紹介ではなく、転職サイトで自分で見つけた1社でした。
📋 この記事を読むメリット
- 年収が「交渉」ではなく「求人選び」で決まる理由——18ヶ月の実体験から
- 残業140時間→30時間台・250万UPを引き寄せた、求人票の見抜き方
- 非公開求人(エージェント)と公開求人(転職サイト)、どちらで何を狙うべきか
まずは「自分の市場価値」と「どんな求人が世の中にあるか」を知るところから始めてください。動き出すだけで、選択肢は確実に広がります。
今すぐ転職しなくてもOK。
求人を眺めるだけで書類を送る価値のある会社が見つかります。
▶ リクルートエージェントで「今の自分の価値」を確かめてみる(無料)登録後に無理な勧誘を受けたことは一度もありませんでした。
私は年収交渉を一度もしていない|250万UPは「最初に選んだ求人」で決まった
もう一度、はっきり書きます。私は転職活動で、年収交渉を一度もしていません。
活動を始めたばかりの頃は、「年収を上げる=交渉でもぎ取るもの」だと思い込んでいました。
だから提示額にどう切り返すかをシミュレーションしていたし、年収を上げたいならそれくらいの戦略が要ると信じていました。
でも、蓋を開けてみたら
——交渉の出番は、最後まで一度も来ませんでした。
理由はシンプルです。最終的に内定をもらった会社が、提示の時点ですでに好条件だったからです。
年収も、残業時間も、休日数も、転勤の有無も、私が求めていた水準を最初から満たしていました。
だから「もっと上げてください」と交渉する必要が、そもそもなかったんです。
結果として、私の転職はこう変わりました。
- 年収:350万円 → 600万円(+250万円)
- 残業:月140時間 → 30時間台
- 休日出勤:頻発 → ゼロ
- 転勤:リスクあり → なし
- 選考結果:書類応募30〜40社・面接4社・内定3社(内定率75%)
新卒の就活では、最終面接で10社すべてに落ちた人間です。
その私が、交渉のテクニックではなく「求人の選び方」だけで、年収を250万円上げました。
ここで一番伝えたいのはこれです。年収は交渉で上げるものではなく、最初に応募する求人の条件で9割が決まる、ということ。
交渉でひねり出せるのは、良くて数十万円です。でも「どの求人に応募するか」を間違えなければ、年収は数百万円単位で変わります。
私の場合がまさにそうでした。交渉に注ぐエネルギーは、最初の「求人選び」に全部かけるべきだった
——18ヶ月かけて、私はそう確信しています。
では、その「求人選び」で私が具体的に何を見て、どう判断したのか。
次のセクションから順番に公開していきます。
▶ 【関連記事】20代初転職の全記録|年収250万UP・残業140時間→30時間台を実現した18ヶ月
書類応募30社・面接4社・内定3社。転職活動の全プロセスを時系列で公開した、収入改革ラボの看板記事です。
私が年収の額面より大事にした「実質時給」という考え方
求人を選ぶとき、私が一番大事にしていた基準があります。年収の「額面」ではありません。
実質時給
——つまり、その給料を稼ぐのに何時間働くのか、という「時間あたりの価値」です。
きっかけは、転職活動と並行してお金の勉強を始めたことでした。
本やネットで学ぶうちに、「年収◯◯万円」という額面だけを見るのは危険だと気づいたんです。
同じ年収500万円でも、月の残業が20時間の人と100時間の人とでは、1時間あたりに稼いでいる金額がまったく違う。
前者のほうが、はるかに「割のいい働き方」をしている。
試しに、前職の自分の給料を、実際に働いた時間で割ってみたことがあります。
月の手取りは17.8万円。出勤は月21日・1日の所定は8時間で、そこに毎月140時間の残業がのっていました。しかも、その残業代は満額は支払われていませんでした。
所定(月168時間)に残業140時間を足すと、月の労働時間は約308時間。
満額の残業代も出ないまま、手取り17.8万円を308時間で割ると——時給は、約580円でした。
愕然としました。当時の最低賃金すら下回る数字です。しかもこれは、頻発していた休日出勤を計算に入れていません。
実際の「時間あたりの価値」は、もっと低かったはずです。「これだけ働いて、この時給なのか」と、画面の前でしばらく固まりました。
そこから私は、求人を「時間あたりの価値」で見るようになりました。理由は、既婚者だからです。給料がいくら上がっても、毎日終電・休日出勤では意味がない。
私が欲しかったのは、お金そのものではなく、お金と時間の両方でした。
時間あたりの価値が上がれば、同じ給料でも働く時間が減る。
浮いた時間を、家族との食事や、副業や、自分のやりたいことに使える。年収の額面より、そっちのほうがずっと大事でした。
この基準で、自分の転職の前と後を比べてみます。
前職は、先ほどの通り月308時間働いて、満額の残業代も出ないまま手取り時給は約580円。
今の会社は、残業を含めても月187時間ほどで、手取り時給は約1,440円。しかも残業代はきちんと別で出ます。
ここで間違えてほしくないのは、これは「給与が2.5倍になった」という話ではないことです。給与の額面は、350万円から600万円で約1.7倍。
2.5倍になったのは、実質時給——働いた1時間あたりに手にできる金額のほうです。
同じ1時間を会社に差し出して、前職は約580円、今は約1,440円が返ってくる。
給与の伸び以上に、この実質時給が跳ね上がったことが、私の転職で一番大きな変化でした。
ここが、交渉と求人選びの決定的な違いです。
仮に交渉が成功して年収を数十万円上乗せできたとしても、その会社が残業まみれなら、実質時給はたいして上がりません。
むしろ「残業が少なくて、給料も高い求人」を最初から選んだほうが、時間あたりの価値は桁違いに上がる。
額面の数十万円を交渉でひねり出すより、実質時給が何倍にもなる求人を最初に選ぶ。どちらが効率的かは、計算するまでもありませんでした。
では、その「実質時給が上がる求人」を、私は求人票のどこを見て見抜いたのか。
次のセクションで、実際にチェックした条件を公開します。
残業140時間→30h台・年収250万UPを引き寄せた「高条件求人」の見抜き方
ここからが本題です。実質時給が上がる「高条件求人」を、私は求人票のどこを見て見抜いたのか。18ヶ月の活動で固まった、具体的なチェックポイントを公開します。
私が求人票で必ず見た条件
求人票には情報がたくさん並んでいますが、私は条件を2つのグループに分けて見ていました。
「実質時給(時間あたりの価値)を上げる条件」と、「時給とは別に、絶対に外せない条件」です。
まず、実質時給を上げる3つの条件から。
一つ目は給与。見ていたのは「最高額」ではなく「下限額」です。求人票の年収は「350万〜700万円」のように幅で書かれていることが多いです。
多くの人は上限の700万に目がいきますが、入社時はほぼ下限スタートだと思っておいたほうがいい。
だから私は、下限額が今の年収を超えているかを基準にしていました。下限が今より低い求人は、入った瞬間に年収が下がるリスクがあるからです。
二つ目は実働労働時間と、残業代がきちんと出るか。実質時給を決める「分母」そのものです。
残業代が1分単位で支給されるか。所定の労働時間に加えて、「みなし残業(固定残業)」が存在するのか。存在するのであれば、それが何時間で設定されているかを必ず確認しました。
ここで一つ、忘れられない経験があります。
転職活動の最初のほうで内定をもらった会社は、実際の労働時間が朝8時半から夜22時。それが平均なんです。
にもかかわらず、その長時間労働は「みなし残業」に含まれていて、残業代は別途出ない条件でした。これでは実質時給は地の底まで下がる。迷わず内定を辞退しました。
「みなし残業」という言葉の裏に何時間の残業が隠れているか、その外で残業代がきちんと出るのか
——ここを確認しないと、前職と同じ「働いても報われない」働き方を繰り返すことになります。
三つ目は年間休日数。120日以上あるか、完全週休2日制か、土日祝休みか。
休日が多いほど、同じ年収でも月あたりの労働日数が減り、実質時給は上がります。
休日出勤が常態化していないかも、ここで見極めました。
この3つを、私は「実質時給が今より上がるか」という一つの問いに束ねて見ていました。
年収の額面が高くても、残業前提・休日が少ない求人なら、実質時給はむしろ下がる。
逆に、年収が今と同じでも、残業が少なく休日が多ければ、実質時給は上がる。
条件を別々に見るのではなく、掛け合わせて「時間あたりの価値」で判断する
——これが18ヶ月で身につけた求人票の読み方です。
そして、実質時給とは別に、絶対に外せない条件が2つありました。
一つは転勤なし。既婚で、これから家族との生活を組み立てていくのに、数年ごとに引っ越す前提の働き方は選べませんでした。
求人票に「転勤なし」と明記されているかを最初に確認し、書いていない求人はその時点で候補から外していました。
もう一つは退職金の有無。これは目先の時給には関係ありませんが、長く働くなら無視できない待遇です。
同じ年収でも、退職金があるかないかで生涯の受け取り額は大きく変わります。求人票や面接で必ず確認しました。
これらの条件は、一つでも妥協すると、結局また同じ後悔を繰り返すことになります。
私は18ヶ月かけてこの基準を固め、すべてを満たす1社に出会うまで、妥協しませんでした。
とはいえ、これだけの条件を満たす求人は、やみくもに探しても簡単には見つかりません。
次に大事になったのが、「そもそも、どの業界・どの会社を狙うか」という絞り込みでした。
同じ業界でも待遇は天と地|"好条件の企業群"の見つけ方
前のセクションの条件——給与の下限・残業の少なさ・休日数・転勤なし・退職金。これを全部満たす求人は、やみくもに探しても、なかなか見つかりません。
私が遠回りしたのも、最初は手当たり次第に応募していたからでした。
きっかけは、家族を通じて「同じ業界でも、待遇が良い会社とそうでない会社がはっきり分かれている」という話を聞いたことでした。
それまで私は「業界」という大きな単位でしか見ていませんでしたが、実際は同じ業界の中でも、企業によって給与も労働環境も天と地ほど差がある。これは大きな気づきでした。
そこで私は、自分で徹底的に調べることにしました。やったことは3つです。
- 四季報で平均年収を比べる:同じ業界の会社を並べて、給与水準を一社ずつ確認する
- 企業HPを読む:事業内容・経営の安定性・福利厚生をチェックする
- 求人票を大量に読み比べる:毎日とにかく数を見て、条件の"相場感"を体に入れる
特に求人票は、毎日ものすごい数を見ました。物量をこなすうちに、「この業界ならこの条件が普通」「この会社は明らかに条件が良い(悪い)」という相場感が、自分の中にできていったんです。
そして、給与の高い企業と低い企業を分析していくと、ある共通点が見えてきました。
大手グループの傘下にある会社は給与も福利厚生も高く、オーナー(一族)経営の会社は低い傾向がある、ということです。
最初は「なんとなくそういう傾向だな」という肌感覚でした。でも、なぜそうなるのかを自分なりに突き詰めていくと、3つの理由に行き着きました。
そしてこの3つは、どれも前のセクションで挙げた「実質時給を上げる条件」と、ちょうど裏表の関係になっていたんです。
一つ目は、昇給の"仕組み"があるかどうかです。大手グループ系は、勤続・成果・年齢など複数の要素で昇給が決まります。いわば昇給の"幅"が広い。
一方、一族経営は、昇給を決めるのが評価者ひとりの主観——その人の判断ひとつで、上がりも止まりもします。
私の前職がまさにそうで、どれだけ働いても昇給は年1,000円。頑張りがルールで給与に反映される"仕組み"が、そもそも存在しなかったんです。
二つ目は、残業代がきちんと出るか=労務管理の体制です。
大手グループ系は、コンプライアンスがとにかく厳しい。研修も頻繁で、残業代は1分単位で支払われます。これは実質時給を守るうえで決定的でした。
一方、一族経営では、残業代を抑えるほど経営側の利益になる、という構造が働きやすい。みなし残業などの制度で、残業代が出にくくなっているケースがあるんです。前職の私が、月140時間の残業に対して残業代が満額出なかったのも、突き詰めればこの構造でした。同じ「年収◯万円」でも、残業代が出る会社と出ない会社では、実質時給がまったく変わってきます。
三つ目は、退職金や福利厚生の制度です。大手グループ系は、親会社に準じた制度が使えることが多く、退職金も福利厚生も手厚い。
一族経営は、ここが薄くなりがちです。同じ年数働いても、退職金の額は大手と一族系で大きく変わる。目先の年収には表れませんが、長く働くほど、生涯で受け取る額に効いてきます。
この3つに気づいてから、求人の見方が変わりました。「経営の形」を見れば、昇給の仕組みも、残業代の出方も、福利厚生の手厚さも、ある程度は予測がつく。
つまり、前の項目で挙げた「実質時給を上げる条件」が最初から整っている企業群を、効率よく絞り込めるということです。
一社ずつ求人票を読む前に、まず「どんな経営の会社か」で当たりをつける。これが、遠回りをやめてからの私のやり方でした。
この分析をもとに、狙いを定めました。
「大手グループ系の、待遇が良い企業群」×「前職の営業経験が活きる分野」。
この掛け算で応募先を絞ったんです。未経験の分野に飛び込むより、これまでの強みが通用する場所のほうが、選考でも評価されやすいし、入社後も成果を出しやすい。
自分が詳しい分野については、エージェントに業界動向や待遇を聞いて、自分の分析を補強することもありました。
外から見えにくい部分は、プロの情報も使う。こうして、応募する求人の"質"が一気に上がっていきました。
「転勤なし」は、求人票の表記だけでは信じきれなかった
前のセクションで触れた「転勤なし」は、既婚の私にとって年収と並ぶ絶対条件でした。
ただ、求人票の「転勤なし/あり」という表記は、額面通りには受け取れません。
「なし」でも異動の可能性が残ることもあれば、「あり」でも実情はほとんど動かない
——形式上そう書いているだけ、というケースもあるからです。
そこで表記を鵜呑みにせず、自分でできる範囲で裏を取りました。
- 求人票の「勤務地」欄を読む:「〇〇のみ」か「全国各拠点」かで、転勤の前提はまるで違う
- 企業HPで拠点を確認する:拠点がどこに何ヶ所あるかで、物理的な転勤の可能性が読める
- 口コミサイトを見る:「転勤が本当にないか」を、実際に働く人の声から確かめる
- 面接で必ず聞く:面接まで進んだ企業では、転勤の実態を口頭で必ず確認した
それでも、外から眺めるだけでは埋まらない部分がありました。
「転勤あり」と書いてある会社が、実情ではどうなのか
——その企業ごとの内情です。
ここを直接調べて教えてくれたのが、転職エージェントでした。
担当者が企業に直接確認して、求人票の文言と実態のギャップを教えてくれた。
このおかげで、表記だけなら諦めていた会社まで、候補に入れることができました。
その「求人票の裏側」を、私が実際にどう引き出したのか。エージェントから聞いた具体的なやり取りは、こちらの記事に詳しくまとめています。
▶ 【関連記事】「転勤なし」の求人票の裏側まで教えてくれたエージェント比較|JAC・リクルート・リクナビNEXT
「転勤あり」表記でも実情は転勤なし——担当者が教えてくれた裏側のやり取りを、実例つきで公開しています。
ここまでが、私が18ヶ月かけて固めた「高条件求人の見抜き方」です。
求人票の給与・実働時間・休日・転勤を、ぜんぶ「実質時給が上がるか」という一つの問いに束ねて見る。
そして「経営の形」で好条件の企業群を絞り込む。これだけで、応募する求人の"質"は大きく変わりました。
ただ、ここまで読んで気づいた方もいるはずです。求人票やHPを自分でどれだけ読み込んでも、最後まで分からない情報がある
——その会社の"内情"です。
転勤の実態、残業の実態、職場の雰囲気。
表に出ている条件の「裏側」は、外から眺めているだけでは埋まりません。
そこを持っているのが、転職エージェントです。
求人票の"裏側"
——転勤や残業の実態、職場の雰囲気——は、担当者が企業に直接確認して教えてくれます。
そして何より、まず登録すれば「今の自分にどんな求人が届くのか」という、自分の市場価値そのものが見えてくる。
求人を見極める目を持ったうえでプロの情報を重ねれば、求人選びの精度は一段上がります。
今すぐ転職しなくてもOK。
求人票だけでは分からない"裏側"や、自分に届く求人の水準を、登録するだけで確かめられます
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高条件求人はどこにある?非公開求人と公開求人のリアル
求人を見極める目ができても、次に出てくるのが「で、その良い求人はどこにあるの?」という問題です。
転職の入口は、大きく2つあります。転職エージェントが持つ「非公開求人」と、転職サイトに並ぶ「公開求人」。
私は18ヶ月の活動で、この両方を使い倒しました。それぞれの"リアル"を、正直にお伝えします。
非公開求人(エージェント):好条件は多い。でも「転勤あり」も多かった
まず、エージェントしか紹介できない非公開求人。全体のバランスで見ると、好条件の企業はやはり非公開のほうが多い、というのが私の実感でした。
余力のある会社ほど、わざわざ公開して大量の応募を捌かなくても、エージェント経由で必要な人材を採れます。
だからこそ好条件の求人は、非公開のほうに集まりやすいのだと思います。
ただ、いいことばかりではありません。私が見た範囲では、非公開求人は全国転勤のある総合職が多い印象でした。
年収は高くても、転勤あり
——私の絶対条件に引っかかる求人が、かなり混じっていたんです。
だから「非公開求人=即・理想の1社」ではなく、自分の条件(私の場合は転勤なし)で取捨選択する前提で見ていました。
とはいえ、その非公開求人を持っているのはエージェントだけです。
しかも、前のセクションで書いたように、求人票の裏側まで調べて埋めてくれる。
まず非公開求人を持つエージェントに当たることは、選択肢を広げる王道です。
今すぐ転職しなくてもOK。
エージェントしか持たない非公開求人を、登録するだけでのぞけます
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公開求人(転職サイト):玉石混交。でも"お宝"はここにあった
一方、転職サイトに並ぶ公開求人。こちらは間口が広い分、地元志向の企業が多く、労働環境はピンキリです。
条件のいい会社もあれば、入ってみないと分からない会社も、正直に言って玉石混交で混じっています。
でも、だからこそ前のセクションで身につけた「見極める目」が効いてきます。給与の下限・実働時間・休日・転勤、そして実質時給。
この目さえあれば、玉石混交の中から良い求人を選り分けられる。
逆に言えば、その目で根気よく探していくと、非公開求人にもなかった"お宝物件"に出会えるんです。
選択肢の幅が圧倒的に広いのが、公開求人の最大の強みでした。
そして——私の最終内定は、まさに転職サイトで、自分で見つけた1社でした。年収も、残業も、休日も、転勤なしも、すべての条件を満たした"お宝"。
エージェントからは一度も提案されなかった求人を、自分の手で掘り当てたんです。
あのとき自分で探すのをやめていたら、この1社には出会えていませんでした。
登録して求人を眺めるだけでもOK。
登録して求人を眺めるだけでもOK。エージェントが紹介しない求人やスカウトに出会えます
▶ リクナビNEXTで「自分に届くスカウト」を確かめてみる(無料)※私の最終内定も、転職サイトで自分で見つけた1社でした
だから私がおすすめするのは、「エージェント(非公開)×転職サイト(公開)」の併用です。
プロにしか出せない求人と、自分の目で掘り当てるお宝。この両輪で探すのが、高条件求人にたどり着く一番の近道でした。
さらに上を狙うなら|高年収求人に特化した「JAC」という選択肢
ここまでは、リクルートエージェントと転職サイトを使って「最初の転職」を成功させる話でした。
最後に、もう一つだけ選択肢を紹介させてください。さらに上の年収を、本気で狙うときの土俵です。
それが、JACリクルートメントです。JACは、ハイクラス・高年収求人に特化した転職エージェント。
年収を一段、二段と上げていきたい人が向かう場所です。
正直に書きます。
私自身、転職活動を始めた当時——年収350万円のときは、JACにはほとんど相手にされませんでした。
紹介できる求人がない、と。
でも、転職で年収が600万円に上がった今は、まったく違います。JACは、私にとって最も頼れる存在になりました。
同じ自分でも、年収という"市場価値"が変わるだけで、使えるカードがここまで増えるのか、と実感しています。
この「年収350万で門前払いされた私が、年収が上がって再登録したら世界が変わった」という話は、別の記事に詳しくまとめました。
JACの実際の使い心地が気になる方は、こちらをどうぞ。
▶ 【関連記事】年収350万でJACに断られた私が、年収が上がって再登録した話
JAC・リクルート・リクナビNEXTの使い分けと、年収で変わる"市場価値"のリアルを本音で比較しています。
だから、もし今の年収ではまだ早い、と感じても大丈夫です。
むしろ「いつかJACを使いこなせる自分になる」と目標に置いておく。
本気で年収を上げたいなら、最後に目指す価値のあるエージェントです。
年収UP・ハイキャリアを狙うならJAC一択
年収が上がった今だからこそ使える。本気でキャリアを変えたい人のための転職エージェントです。
▶ JACリクルートメントで「次のキャリア」を相談してみる(無料)※登録・相談は完全無料
内定後にやったのは「交渉」ではなく「条件の確認」だった
記事の冒頭で、私は「年収交渉を一度もしていない」と書きました。でも、内定をもらってから何もしなかったわけではありません。
やったことが一つだけあります。それは"交渉"ではなく、"確認"でした。
内定の連絡をもらったとき、嬉しさと同時に、こんな不安がありました。「求人票に書いてあった条件で、本当に働けるのか」。
年収・残業・休日
——聞いていた話が、入社後に「実は違った」となるのが、一番怖かったんです。だからこそ、ここだけは慎重に確認したいと思っていました。
そこで私は、労働条件通知書を、入社前に書面で出してもらえないかと会社に連絡しました。
いろいろ調べる中で、入社前に労働条件を書面で確認しておいたほうがいい、と知ったからです。
ところが、返ってきた答えはこうでした。
労働条件通知書を入社前にお渡ししたことはありません
会社によっては、そういう運用のところもあるようです。正直、少し不安になりました。
でも、ここで引き下がりませんでした。書面が出ないなら、口頭で確認すればいい。
求人票の内容と相違がないか。残業代はきちんと別で出るのか。気になる条件を一つずつ、自分の言葉で質問して、回答をもらいました。
結果は、求人票の内容と相違なし。
残業代も、しっかり別で支払われる。確認できて、ようやく安心して入社を決められました。そして実際、入社してからも、その確認どおりでした。
ここで強調したいのは、これは「交渉」ではなく「確認」だ、ということです。年収を吊り上げるための交渉ではありません。
「提示された条件が、本当にそのとおりか」を確かめただけ。
最初に好条件の求人を選んでさえいれば、無理に交渉でもぎ取る必要はないんです。やるべきは、条件の"確認"だけ。
もしあなたが内定をもらったら、まずは書面での確認を求めてみてください。
断られても、口頭で必ず一つずつ確認する。それだけで、入社後の「話が違う」を防げます。交渉のテクニックより、よほど大事な一手です。
よくある質問|20代の転職・年収アップ
Q. 年収を上げるのに、年収交渉は必要ですか?
A. 必須ではありません。私は一度も交渉せず、250万円上げました。
交渉でひねり出せるのは良くて数十万円ですが、最初に選ぶ求人の条件しだいで、年収も労働時間も数百万円・数十時間単位で変わります。
力を注ぐべきは交渉より「求人選び」です。
Q. 未経験の業界に挑戦したほうが、年収は上がりますか?
A. 私は「これまでの経験(私の場合は営業)が活きる分野」×「好条件の企業群」という掛け算で選びました。
強みが通用する場所のほうが選考で評価されやすく、入社後も成果を出しやすい。未経験の分野に飛び込むより、再現性が高いと感じています。
Q. 転職サイトと転職エージェント、どちらを使うべきですか?
A. どちらか一方ではなく、併用がおすすめです。
エージェントは非公開求人と「求人票の裏側」に強く、転職サイトは選択肢の幅が広く"お宝"に出会えます。
役割が違うので、両輪で使うのが高条件求人にたどり着く近道でした。
まとめ|年収を上げる近道は「交渉力」より「求人を選ぶ目」
18ヶ月の転職活動でたどり着いた結論を、もう一度だけ。
年収は、交渉のテクニックではなく、最初に応募する求人の条件で9割決まります。
私が年収を350万から600万へ、250万円上げられたのも、交渉が上手かったからではありません。
「求人を選ぶ目」を持てたからでした。
この記事の話を、一枚の表にまとめます。
| 観点 | 交渉でがんばる | 求人選びでがんばる(私の方法) |
|---|---|---|
| 上がり幅 | 額面で数十万円 | 実質時給で数倍(残業140→30h台・+250万円) |
| 必要なもの | 交渉テクニック | 求人票を見極める目(給与・実働時間・休日・転勤) |
| 使う媒体 | — | エージェント(非公開)+転職サイト(自分で幅広く) |
| 内定後にやること | 年収を吊り上げる交渉 | 提示条件の"確認"だけ |
交渉でひねり出せるのは、良くて数十万円です。
でも「どの求人に応募するか」を間違えなければ、年収も働き方も、数百万円・数十時間単位で変わります。
注ぐべきエネルギーは、交渉ではなく「最初の求人選び」です。
そして、その求人を探すための媒体は、役割で使い分けるのがおすすめです。
| 媒体 | 役割 |
|---|---|
| リクルートエージェント | メイン。非公開求人と、求人票の裏側を引き出す |
| リクナビNEXT | 併用。自分で幅広く探し、お宝とスカウトに出会う |
| JACリクルートメント | さらに上の高年収を、本気で狙うとき |
思い返せば、26歳で転職活動を始めたとき、年収600万円なんて夢のまた夢でした。
新卒の就活では、最終面接で10社すべてに落ちた人間です。
そんな自分でも、交渉力ではなく「求人を選ぶ目」を持つことで、年収250万UP・残業140時間→30時間台・転勤なしを実現できました。
だから、まずは動き出すことから始めてください。
今の自分の市場価値を知り、エージェントと転職サイトを併用して、プロにも頼りながら、自分の目でも探す。
その一歩が、半年後・一年後の年収と働き方を、確実に変えていきます。
今すぐ転職しなくてもOK。
求人を眺めるだけで、書類を送る価値のある会社が見つかります
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そしてもう一つ。
エージェントの提案だけでは出会えない求人を、自分のペースで探すために、転職サイトのリクナビNEXTにも登録しておくことを強くおすすめします。
私が最終的に内定を勝ち取った会社も、エージェントの提案ではなく、自分でサイトを眺めていて見つけた1社でした。
登録して求人を眺めるだけでもOK。
エージェントには出てこない求人が、サイトには山ほどあります
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▶ JAC・リクルート・リクナビNEXT|20代が使った転職エージェント・サイト比較
エージェントとサイトの戦略的な使い分け、求人票の裏側情報、年収で変わる市場価値を本音で比較しています。
▶ 転職の二次面接が「雑談だけ」で合格?倍率20倍を突破した話
「ボロボロで落ちた」と思った雑談面接で、40人中2人に選ばれた理由を公開。面接の手応えと合否は一致しません。